パティシエ・シマ、エグゼクティブ・シェフ島田徹が、ある小学校で「味覚の授業」を行うことが決まりました。
みなさん「味覚の授業」ってご存知ですか?フランス語で「ルソン・ド・グゥー」と言います。
1990年美食の国フランスで、キュイジニエ・パティシエのボランティアで生まれたこの食育活動。
今では国をあげて10月の第3週を「味覚週間」(スメヌ・ド・グゥー)とし、フランス全土の小学校で実施されています。
この活動で子供たちに教える内容は大きくわけて2つ。
1つ目は、料理の基礎となる4つの味「しょっぱい」「すっぱい」「にがい」「あまい」を教えること。
2つ目は、食事の楽しさを教えること。
日本でも料理研究家の内坂芳美さんがジョエル・ロブションらとともに「日本味覚教育協会」という組織を発足させ
「食べる喜び」をたくさんの子供たちに伝えたいと精力的に活動されています。
こういった活動に参加できることは僕にとってとても幸せなことであり誇りであり、
またこの授業の趣旨に賛同し受け入れてくださる小学校の先生方・ご父兄のみなさまに感謝いたします。TS